街なかかわらばん佐賀

松原川の川床は9月より再開予定!松原川de川床プロジェクト

2023年7月13日


松原神社そばにもうけられる「川床」。9月から再設置予定とのこと

松原神社そばにもうけられる「川床」。9月から再設置予定とのこと

食事会や談笑の場として。笑顔に包まれていました

食事会や談笑の場として。笑顔に包まれていました

川床でハンモック利用もあり

川床でハンモック利用もあり

「 川の上で何かやってるー」

「あれは川床?」

 

そうなんです。昨年からある一定期間、松原川に「川床」が登場しています。この取組みは「松原川de川床プロジェクト」という取組みで、クリークという佐賀ならではの地域資源に「川床」を設置することで、水辺の近くで生活を送っている地域住民や事業主と共に、実際に「水辺を楽しむ」という活動です。
 
佐賀ならではの水と寄り添った暮らしの再生を実現し、都市の水環境への理解やまちづくりへの意識向上に繋げるとともに、持続可能な循環型社会の実現に寄与することを目指しています。


▲カヤック体験の様子
 

▲野点の様子
 

▲宴会?食事会?としての利用
 
ここでは、高校生がカヤックやサップの体験、佐賀大学のサークルが子供たちと水鉄砲イベント、地域の自治会の方々の食事会、ハンモック体験や野点、火起こしや川床珈琲、Tシャツ展など、様々な活動が行われてきました。
 
川床の設置期間は、昨年が7月~10月、そして今年が3月~5月と9月~。学生や社会人問わずいろいろな団体や個人、そして様々な年代層が利用。「非日常の気持ちよい空間」「わくわくした空間」「集まれる場としての価値」「癒しの空間」という感想からも、非常に好評のようです。

 

プロジェクトを主導しているのは、佐賀市在住の西ノ首さん。彼女が「自然に癒されたい」「散歩がてら、ふらっと立ち寄れる場所はないか」と考えていたとき、「こどもの頃のように、川に飛び込んで遊びたい」と感じたのが、この活動を始めた原点だそうです。
 
水辺(クリーク)利用について、市民団体「さがクリークネット」の活動を知り、「何か自分でもできないか」「松原川をもっとパブリックな空間にできないか?」と考えるようになったそう。クリークネット代表の川崎さんへの相談、西松原自治会の皆さんの協力を経て、川床を作る取り組みを始めることになりました。

 

今年も松原神社そばに3月~5月まで設置され、現在は夏場の悪天候を考慮して一時中断されています。今後は9月から再設置する予定だそうですが、川床がない時期でも河岸のスペースを使って小規模のイベントを不定期で開催していくとのこと(内容はインスタで発信)。
 
そして、川床が再開したときは、まず9/2に心地よい音楽と美味しいごはんを楽しむイベント「水辺フェス(仮称)」を予定されています。暑い日でも近くに水辺があって、そこで思い思いの過ごし方をしたら、すごく快適な時間が過ごせそうです。いろんなことができる可能性、老若男女の笑顔が広がっていきそうな気がしました。

 
 
「新しいアミューズメントとして、居住者と観光客のアクティビティとして定着させたい。また、クリークのポテンシャルをいかした取組みの創出を担う人材育成や、公共空間でマネタイズできるビジネスモデルとして、発展させたい。仲間を募集しています!」と西ノ首さん。
 
ぜひこの場をきっかけに、これから様々な動きが入り混じって、様々な活動、楽しい情報が発信されるのを期待したいです。

▲火起こしの様子
 

▲川床珈琲の様子

 
 
[INFORMATION]
松原川de川床プロジェクト
●インスタグラム @saga.kawadoko
※問い合わせはインスタのDMへ
 

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市民ライタープロフィール

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氏名:庄野 雄輔

街なかの愛の伝道師&街なかかわらばん佐賀の編集長

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