街なかかわらばん佐賀

シンプルな空間が洋服の魅力を引き立てていく【ある晴れた日に】

2023年11月14日


無駄がない空間やインテリアにより、商品一つ一つが際立ちます

無駄がない空間やインテリアにより、商品一つ一つが際立ちます

入口からの一枚。 個人的に好きなアングル

入口からの一枚。 個人的に好きなアングル

NHKから少し北に進み、県庁通りと松原川が交わる場所にあるビルが「徳久ビル」。その二階にあるのが、お洋服と雑貨のお店「ある晴れた日に」です。お店のコンセプトは『私が選ぶ、私の服』というもの。「単純に似合うかどうかで服を選ぶのではなく、自分の意思で自身が好きな服を見つけて欲しい。生地だったり、デザインだったり、服を選ぶ際のワクワクする気持ち。それを胸に秘めながら、素敵な一日、毎日を過ごして欲しい」。こんな感じで、日々の接客や「好きを見つける」ファッションコラージュの会などを通じて、服選びのお手伝いをしてくれます。
 
そして、このお店が作り出すファッションの空間には、RC造の無機質さ・シンプルさと木のコントラストの良さが絶妙に広がっています。「この物件はいい意味で表情がないというか、何でも受け入れてくれる感じ。それがお洋服を引き立ててくれる点が気に入っています」と代表の高尾さん。実は木の部分はオープン当初と比べると、色に深みが出てきて、その色がより空間になじむようになってきたそう。そんな中、インテリアで特に私の目をひいたのは、等身大の木製鏡。これ一つがあるかないかでも空間の印象が大きく変わりそうな気がしました。また、照明は空間に柔らかさを出すためにあえて下から上向きに。商品陳列については、空間の空きを大事にしてすっきりした陳列を意識されています。あくまでも主役は洋服たちなのです!
 
ファッション感度が高く上質なライフスタイルに憧れる方々と、「自分らしい暮らしやおしゃれを楽しむ喜びを共有できる場づくり」を目指しているという高尾さん。ここをきっかけに、ワクワクした気持ちで毎日を過ごす方が、今以上に街なかに増えていけばいいなあって思います。本当に徳久ビルは素敵なお店ばかりが入っていますね。 
 
[INFORMATION]
ある晴れた日に 
☎︎0952-60-2628
●佐賀市松原1丁目3-15 徳久ビル2A
●営業時間/11:00~17:00
●定休日/火曜、祝日
●駐車場/なし
●インスタグラム @aru.haretahini
 

▲真ん中の階段から上がって2階へ
 

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市民ライタープロフィール

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氏名:庄野 雄輔

街なかの愛の伝道師&街なかかわらばん佐賀の編集長

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