街なかかわらばん佐賀

雑貨とお菓子とカフェ、そしてアートスペース【アトリエコロ水ヶ江店】

2022年11月14日


1階の店内の様子。壁には絵が展示されています

1階の店内の様子。壁には絵が展示されています

絵画教室の一コマ

絵画教室の一コマ

佐嘉神社のすぐ南にあります

佐嘉神社のすぐ南にあります

佐嘉神社向かいのお堀そばにある素敵な場所。静かさと街の喧騒が入り混じる通り沿いに、アート・菓子・カフェなど、興味をひきつける様々な要素が一つの空間にたっぷりと詰まっている場所。アトリエコロはそんなお店です。2022年のGWにオープンし、現在はこの水ヶ江店と駅前のFLEX店が営業中。水ケ江店は洋画家でもある濱智子さんとその子供達で運営されています。コンセプトは、「家具、絵画、料理、菓子であなたの日常に甘いひと時を描くお手伝いを」というもの。甘いひと時…う~ん、浸ってみたい。

築100年を超えるといわれる物件は、一階が雑貨や菓子・カフェがメインのスペースです。雑貨は濱さんが有田陶器市の際に一緒に活動している窯「房空路」と「泥縄窯」の器、そして彼女が旅で集めた海外雑貨やkimidoriさんの雑貨など。お菓子はFLEX店でつくられたクッキーやパウンドケーキといった焼菓子、それとタイミングが合えば「四角いシュークリーム」やプリン・ケーキなどの生菓子もあり。壁には銀座のNICHE GALLERY(ニッチギャラリー※代表は西村冨彌氏。佐賀出身)のコレクションが展示され、棚には本や雑誌も並び、空間としてゆっくり少しずつ進化? 変化? し続けているようです。

そして、二階は「BumBlebee」(バンブルビー)というアートスペースです。ここは個展やグループ展の会場として貸し出されています。展覧会がないときはNICHE GALLERYコレクションや濱さんの作品など、毎月ぼんやりとテーマを決めて展示。時には、濱さんが開講する絵画教室「BLEU3」の生徒さん達による作品も展示するそうです。その絵画教室で彼女が大事にしているのは「描きたいものを描く」という想い。教室は定休日の月曜日以外は、ほぼ毎日開催されています(事前予約制)。最近「絵を描いている人を見るのが幸せになってきた」と話す濱さん。今後、この二階が彼女や教室の生徒さん達の作品だけでなく、まだ個展をやったことがない人達の発表の場になることを願っているそうです。取材時に教室の様子を少し拝見させていただきましたが、老若男女、皆さん思い思いに、笑顔でイキイキとご自身の作品づくりに没頭されていたのが印象的でした。

最後に、こんな素敵なお店や教室を切り盛りする濱さんに、アトリエコロへ来たついでに立ち寄ってほしいお店を挙げてもらいました。それは、すぐ隣にある食品・雑貨販売のお店「旬」。特にここで販売されている「麦茶」と「お出汁」がおすすめだそう。値段は少し張るけれど、家庭では外せない定番になっているとのこと。ぜひ一緒に行ってみてはいかがでしょうか。

[INFORMATION]
atelier CORO(アトリエコロ)水ヶ江店
☎︎070-8540-0568
●佐賀市水ケ江1丁目1-4
●営業時間/12:30〜18:00
●定休日/日、月曜
●駐車場/なし
●インスタグラム @ateliercoro
※絵画教室⇒定休日以外は毎日開催(事前予約制)


▲1階には菓子も並びます


▲「房空路」と「泥縄窯」の器

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市民ライタープロフィール

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氏名:庄野 雄輔

街なかの愛の伝道師&街なかかわらばん佐賀の編集長

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