街なかかわらばん佐賀

松原うどんとは?

2015年7月4日


長く続き、そしてこれからも大事にしていきたいもの。職人の手によって作られた陶芸品もあれば、築150年の古民家、流行に左右されないシンプルな家具産地のイス‥挙げれば霧がありませんが、街なかでひっそりと佇むうどん店もそんな大切にしたい店の一つと言えるかもしれません。名前は「松原うどん」。創業は昭和50年、約40年間県庁南の病院が併設されたビルの一角で営業されてきました。客の多くは近所の人だけでなく、近くの県庁職員。女将さんが一人で切り盛りする昭和の香りがただようシンプルな佇まいで、まるでここだけ時間の流れが止まっているような感さえ受けます。またメニューのうどんは、決して今風のコシがあって深いコクがあるうどんではなく、いわゆるいい意味でコシがなく、柔らかな味わいの鰹と昆布のダシと絡まります。そしてそのダシの温もりがすーっと全身に伝わり、心まで温めてくれるようです。これからも提灯の灯りが続いてくれることを願います。【庄野雄輔】

 

〔INFORMATION〕

松原うどん

☎0952-23-1526

●佐賀市松原1丁目2−25 藤川ビル 1F

●営業時間/11:30~10:00頃

●定休日/日曜

※かけうどん330円。その他トッピング多数あり。

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