街なかかわらばん佐賀

佐賀出身者からの手紙(宮島 律子さん)

2014年9月30日


宮島 律子さん

作曲・作詞・ヴォーカリスト・コーラス
 
楽曲を通して、確固たる何かをリスナーさん達に残していきたい
 

佐賀では、生まれてから高校卒業までの18年間を過ごしました。今となっては東京での生活の方が長くなりましたが、帰郷する度に深々と思うことがあるのです。それは『故郷佐賀があってこそ!! の感覚』。ずっと佐賀で生活をしていたらそうは思えなかった事・・・。そんな“佐賀文化”は今でも根強く私の中に生きています。
 

特に食に対する文化は、どんな有名な流行の店で食事をしようとも、慣れ親しんだ店には他に負けない何かがしっかりとあるのです。例えばもう今は無くなってしまいましたが、八幡神社の向かいにあった“東来軒”のラーメン。今でも私の中ではダントツ1位です。そして “春駒”の皿うどんや“シャローム”のチンリャンメン、白山商店街にあった“デニス”の ホットドック&ソフトクリーム等。そして一番好きなお菓子と訪ねられたら、迷わず“北島”の花ぼうろだと答えます。
 

そして様々な影響を与えるという点では、音楽の場合も同じです。物心ついた時期に好きになったアーティストからは、誰しも様々な影響を受けていると思います。私はそんなアーティストさん達に楽曲を提供したり、同じステージに立ったりしており、私が迷わず『花ぼうろ』と答えるのと同じ様な確固たる何かを、楽曲を通してリスナーの方々に残していく事が目標です。そしてそれは音楽家としての使命、活動においてのテーマでもあります。昔を振り返ると、小学生の頃は “杉町バレエ”団でバレエを本格的に習ったり、“マリンバ”という木琴=楽器を習ったりしていて、佐賀市民会館の舞台には数えきれない程立たせてもらいました。そしてそこで今年AKB48の姉妹グループである HKT48がコンサートを行い、AKB48に提供した“おしめとめしべと夜の蝶々”を指原さんと本村さんが唄ってくださったそうです。また今年6月に佐賀県の古川知事と対談させていただいた際、知事もコンサートでこの曲を聴いてくださったことを聞いて喜びと共に感慨深さで溢れました(佐賀新聞&MOTEMOTE佐賀にも掲載)。幼い頃、まさか自作曲を人気アーティストが、自分が立った同じステージで唄ってくれる事になるとは思ってもみないことで・・・。世界でたった一つしかない会場ですが、この場所にも思い出がたくさん詰まっています。そしてここでもこれから先、自作品が1曲でも多くパフォーマンスされる事を目標にこれからも頑張っていきたいです。
 

P.S.白山の“一平”で食べた極甘のぜんざいは、今は無き祖父と最初で最後のデートをした際に食べた思い出の一品です。今でも変わらぬ店構え、その前を通る度に思い出と共に記憶が蘇ります・・・。
 

(Profile)
佐賀県佐賀市生まれ。母が音楽の教師であったため、幼い時代から様々な音楽に触れて育つ。その後市内の高校を卒業し、音楽を改めて基礎から学ぶため上京。尚美学園作曲科で約四年間、クラッシック(作曲)の基礎を学ぶ。また在学中には横浜のバンド“ジョイフル”にヴォーカルで参加し、ヤマハ“ポプコン”では関東甲信越大会で優勝。つま恋本戦会では4位(優秀賞)となる。その後、妹の理絵とVoユニット“MILK”を結成後、アルバム“MILK”を制作してインディーズデビュー。2人組であることから、西城秀樹や河合奈保子、少年隊などのツアー&レコーディングにも参加した。現在は西城秀樹との音楽活動、作曲家として26年目を迎える。最近では、1月8日に発売になったAKB48の演歌歌手“岩佐美咲”へ提供した“鞆の浦慕情”が発売から2週に渡り、オリコン総合ランキングで1位となり、快挙を続けている。(楽曲提供実績例・・松田聖子、森口博子、田原俊彦&研ナオコや阿川泰子、長山洋子、内田有紀、田村ゆかり、ときめきメモリアルや、AKB48グループ渡辺麻友等)

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