街なかかわらばん佐賀

自転車から始まる新しい人との交流【サイクルショップ サンダーロード】

2017年5月9日


一人ではキツい道でも、共に走ることで励みになります。

一人ではキツい道でも、共に走ることで励みになります。

お客様同士をつなぐ掲示板。

お客様同士をつなぐ掲示板。

佐賀の街をぐるぐる巡るなら自転車が便利。気軽にパンク修理やメンテナンスしてくれるお店があれば、と思う一方で、白山や呉服元町に自転車屋さんはずっと不在でした。
 
そんな中、2017年1月27日、呉服町に「サイクルショップ サンダーロード」がオープン!656広場より佐賀玉屋方面へと向かう道路の右側(北側)に、きれいな緑色の看板が映えます。周辺の明るさもぐんと増した印象ですね。

 

こちらで扱うのはロードバイクやクロスバイク、カジュアルなミニベロなど、思わず乗ってみたくなる自転車がたくさん! うわさの幼児用キックバイク「ストライダー」も販売。お店の前にはサイクルラックが用意されていて、試乗用バイクもスタンバイしています。

 


店主は自転車販売歴8年の西山正晃さん。もともと学生の頃から趣味としてゆったりと自転車に乗るのが好きで、マウンテンバイクに荷物を積める装備にして遠出もしていたそうです。取材した時には平日の午後でしたが、入れ替わり立ち替わりお客様が訪れ、メンテナンスや購入の相談をしていました。

 


起伏が少なくて自転車で走りやすい佐賀の街。最近は自転車道も少しずつ整備されています。ただ、自転車で行ける距離でも車を使うという人は多く、特に大人になるほど自転車から遠ざかってしまう現状もあります。もっと気軽に自転車を利用する人が増えれば、道路渋滞のストレスから解放されて、健康維持にも役立つのでは…という筆者のつぶやきに、「ママチャリで考えるときついというイメージがあるけれど、自転車一つでも、しっかりしたものに乗るだけでずいぶん軽くて速いし、自転車生活も楽しくなりますよ」と西山さん。
 
自転車に使用されている鉄の素材もさまざまで、ねばりやしなりがあるものの方が、路面からの振動を吸収し、快適に走れるそうです。小さなタイヤで走るミニベロでも、一こぎで多く進むように設計されているので、楽に走れるのです。また、「佐賀の自転車人口自体は多いけれど、問題はその中身。乗れればよい、とぞんざいに扱ってしまう人もいます」とも。
 
なるほど、性能のよい自転車に乗れば、乗り心地もよく、長く大事にして豊かな生活を送ることにつながる、というわけですね。さらに、美容と健康を考える方へのアドバイスも。自転車に乗る場合はギアを軽めにして、たくさんペダルを回し、サドルはつま先が地上に付くくらいの高さに調節することで、シェイプアップが期待でき、おすすめとのことです。これを続ければ、ロードを走るライダーのようなスラリと引き締まった脚になれるかもしれません!

 

サンダーロードでは1月のオープン以来、自転車愛好家とのサイクリングイベントをすでに数回開催しています。5月のゴールデンウィークに開催されたイベントでは、森林公園に集合して100kmほどのコースで天山周辺の山道を走った後にBBQも実施。心地よい汗をかいた後のお楽しみは格別でしょう。今後、ビギナーの方向けのイベントやストライダー大会も行っていきたいと話す西山さん。佐賀の街の中で、自転車を通じての新しい交流が始まっています。

【市民ライター髙橋香歩】

[INFORMATION]
サイクルショップ サンダーロード

☎ 0952-37-8993

●佐賀市呉服元町2-30

●営業時間/12:00〜20:00

●定休日/水曜

●駐車場/なし

http://cs-thunderroad.com/

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市民ライタープロフィール

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氏名:髙橋 香歩

気ままなママチャリライダー

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