街なかかわらばん佐賀

「今こそ種まき」 大地の恵みでむすばれていく逸品たち【さがん大地】

2021年7月13日


大地の恵みに感謝しながらいただく塩おむすび 税込400円

大地の恵みに感謝しながらいただく塩おむすび 税込400円

土鍋から湯気がこぼれる炊きたての白飯

土鍋から湯気がこぼれる炊きたての白飯

食べる日本酒プリン(各税込300円)

食べる日本酒プリン(各税込300円)

天ぷら専門店「てん八」のあった一軒家に2018年オープンした居酒屋「さがん大地」では、なんとシンプルな「塩おむすび」が主役級のメニュー。毎夜7時半頃になると、土鍋から湯気が上がり限定10個ほどで注文を受けた後、炊きたてのご飯で店主の宮崎茂輝さんが自ら「むすんで」くれます。小城市の江里山の棚田米と甘露水と呼ばれるわき水で炊く白飯は、ツヤツヤ、ピカピカ。「まずはおむすびの頂点にかぶりつくその一口めが最高です」とおすすめ通りにパクッ。なんだか贅沢な気持ちでアツアツを味わいました。
 
「休業や時短営業していた頃の“種まき”が、実を結んでいます」と話す宮崎さん。「食べる日本酒プリン」もその一つです。佐賀の蔵元も酒屋も困っている中で何かできないかと、地酒を使ったプリンを作って販売し、今では遠方からも買いに来られるほどの人気商品に!まろやかな日本酒と卵、それぞれの持ち味を引き立て合うプリンです。お酒は順番に使っているそうで、いろいろと試したくなります。
 
ランチは佐賀のおいしい食材を生かした料理をセットにし限定30食(1,250円)。新しい形で佐賀を発信しながら、冬にはご実家の家業だった「相撲茶屋大地」のちゃんこ鍋も提供するなど、きっとさまざまな方にとってうれしいお店です。
 
[INFORMATION]
さがん大地
☎0952-29-0142
●佐賀市唐人1丁目7-10
●営業時間/11:00~14:00、18:00~23:00
※ランチは火曜〜金曜のみ
●定休日/日曜
●駐車場/あり
https://www.instagram.com/sagan_daichi/
 

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市民ライタープロフィール

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氏名:髙橋 香歩

気ままなママチャリライダー

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