街なかかわらばん佐賀

「海鮮トマトちゃんぽん」に注目!【活魚と主菜の居酒屋 千々】

2024年11月12日


海鮮トマトちゃんぽん(昼は税込900円)。一度試してみてください

海鮮トマトちゃんぽん(昼は税込900円)。一度試してみてください

海鮮皿うどん(昼は税込930円)。麺はパリパリ麺

海鮮皿うどん(昼は税込930円)。麺はパリパリ麺

カウンター席と小あがりがあります

カウンター席と小あがりがあります

愛敬の通りにはためく「ちゃんぽん」の幟(のぼり)。仕事で前を通るときに、実は気になっていました。お店の名前は「千々」。読み方は「ささ」。この場所では開店10年目となる海鮮メインの居酒屋です。店内に一歩入ると、まず生簀が目に入ります。ご主人の本村さんは長崎県内の漁師家庭に生まれ、20歳頃まで漁師、仲卸で7年、鮮魚店で25年、その後飲食店という経歴の、いわば魚のプロ。元々飲食店を始めたきっかけも、鮮魚店時代のお客さんから熱々の調理した魚も食べたいという声が多数挙がったからだそうです。長年培った目利きを活かして新鮮な魚を仕入れ、夜は海鮮居酒屋として、お昼は海鮮ちゃんぽん等を提供するお店として、愛敬町で営業されています。
 
麺のメニューとしては、ちゃんぽんや皿うどんがありますが、今回は主に「ちゃんぽん」を紹介します(麺は夜営業時も食べられます)。ここで提供されるのは、ご主人が長崎県出身ということもあって、野菜もりもりの佐賀ちゃんぽんではなく、本場の長崎ちゃんぽん。中でも人気なのは「海鮮ちゃんぽん」(昼は税込850円)や「海鮮トマトちゃんぽん」(昼は税込900円)だそうです。海鮮ちゃんぽんの具材はいか、えび、あさり、キャベツ、もやし、玉ねぎなど季節の野菜、豚肉やきくらげ、かまぼこなど。スープは豚骨スープがベースで、そこに海鮮の出汁が加わり旨味に深みが増していきます。また、トマトちゃんぽんは海鮮ちゃんぽんをベースにトマトペーストを加えたもので、一口食べるとトマトの香りが口いっぱいに広がり、そこに海鮮や豚骨のコク、野菜の甘味がうまく絡んできます。トマトちゃんぽんは、濃厚だけどあっさりしているので女性ファンも多いそうですが、ご主人のおすすめの食べ方は、最初はそのまま食べ進め、途中でトマトスープにチーズを加えて味変すること。個人的には、さらにご飯を加えてリゾット風にするのもありかも?と思いました。そして、それ以外のメニューでは、「海鮮皿うどん」(昼は税込930円)や新メニューの「みそバターちゃんぽん」(昼は税込870円)などもご主人のおすすめのようです。
 
夜営業では、煮魚や焼魚、刺身が特に人気で、他にもふわふわさつま揚げや鰻の蒲焼などもおすすめだとか。以前は夜営業だけでしたが、今年の6月からランチ営業もスタートされました。お店は少し目立ちにくい場所にあるので、来店される際は「ちゃんぽん」ののぼりを目印に行ってみるといいかもしれません。ぜひ、足をお運びください。
 
[INFORMATION]
活魚と主菜の居酒屋 千々(ささ) 
☎0952-97-6995
●佐賀市愛敬町2-18
●営業時間/11:30~14:00、18:00~23:00
●定休日/日曜
●駐車場/なし
●インスタグラム @sasa.izakaya
 

▲「ちゃんぽん」と書かれた幟が目印です。愛敬のセブンイレブンから南に100mほど
 

一覧へ戻る

市民ライタープロフィール

アバター画像

氏名:庄野 雄輔

街なかの愛の伝道師&街なかかわらばん佐賀の編集長

庄野 雄輔 さんの投稿記事

おすすめホームページ

お問い合わせ