街なかかわらばん佐賀

広い天窓の下で、イタリアワイン!【ヴィノバルTOCCO】

2023年11月14日


天窓とボルドー 色が印象的な店内。昼と夜、両方とも魅力的

天窓とボルドー 色が印象的な店内。昼と夜、両方とも魅力的

高平さんがぶどう栽培を進めるために準備を進めている大町町の農地

高平さんがぶどう栽培を進めるために準備を進めている大町町の農地

ワイン選びは気軽に相談してみましょう

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白山アーケードの途中から北へ入った「えびす通り(旧すずらん通り)」を歩いて左手にあるのが、ヴィノバル TOCCO。赤ワインを連想させる色のドアを開けて2階に上がると、開店して7年目を迎えるイタリアワイン専門のワインバーが現れます。「ボルドー 色」と呼ばれる色は店主の高平さんお気に入りの色で、塗装屋さんに調色してもらったと伺いました。
 
店内に入ると広い天窓が目に入ります。佐賀でイタリアワインのお店で昼飲みできる所が無かったので、自分でお店を出そうと物件を探していた高平さん。この物件に出合って天窓を見たときに、直感で「これいい!」と決め手になったそうです。昼は天窓から明るい日差しが入り、夜は月を眺めながらワインを楽しめるときもあり、大きな魅力です。
 
TOCCOには約300種類ほどのワインがあり、その約98%はイタリアワイン。16℃に温度管理されたウォークインセラーに入って、ワインを見ながら選べます。レバーパテやトリッパ(ハチノス)のトマト煮、目の前でスライスされる生ハムなどの料理もあり、店主とお話しながら一緒にワインと料理を選んで頂けます。また、週末は午後から昼飲みを楽しめますし、偶数月の第2日曜には青空ワイン会というイベントも開かれるので、素敵な天窓がある空間で、昼も夜もワインを楽しめます。
 
ところで、コロナ禍以前には、イタリアを訪問して本場のワインづくりに触れてきたという高平さん。なんと「佐賀初のワイナリーを作りたい」という想いを持っています。それに向けて、田主丸で2年間ぶどう栽培の研修を受け、現在は大町町に約60aの農地を借りて本格栽培に向けて準備を進行中。ワインバーの経営にとどまらず、ワインづくりから取り組むというのはすごいですね。この素敵な空間の中で、「佐賀のぶどう」でできた「佐賀のワイン」を楽しめる日もそう遠くないかもしれません。
 
[INFORMATION]
ヴィノバルTOCCO 
☎0952-37-1027
●佐賀市白山2丁目4-4 2F
●営業時間/18:00~24:00、土・日曜・祝日15:00~24:00
●定休日/原則火曜(最新情報はSNSにて)
●駐車場/なし
●インスタグラム @vinobar.tocco
●フェイスブックページ https://www.facebook.com/vinobar.tocco/
※19時以降はチャージ500円、15:00~19:00はハウスワイン(赤、白、泡)と生ビールが500円/杯なので昼飲みに最適
※ワイン会は予約のみ。お盆を除く
 

▲ウォークインセラーにはワインがびっしり
 

▲えびす通り沿いの建物二階にあります
 

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市民ライタープロフィール

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氏名:田中 憲一

カセット・レコード好きライター

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