街なかかわらばん佐賀

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その時、その場所にある食材で。 店主が大切にする、素材を生かす料理 【MA-CURRY-STAND】

2026年9月11日


ある月のメニュー①

ある月のメニュー①

ある月のメニュー②

ある月のメニュー②

ある月のメニュー③

ある月のメニュー③

今回取材させていただいたのは「MA-CURRY-STAND」。店主の清田さんは約4年前から間借りでの営業をスタートされ、現在は唐人町の精肉店の二階で、金・土曜日限定で間借り営業されています。もともとはサガテレビ一階の「JONAI SQUARE」でシェフをされていましたが、退職後は独立資金を貯めるためトラックの運転手に。いつか自分のお店を開きたいと考えながら働いていたそうです。そんなとき、以前から取引のあった精肉店の社長から「料理人なのにもったいない」と声をかけられたことがきっかけとなり、再び料理の世界へ。現在のMA-CURRY-STANDへと繋がっています。
 
料理へのこだわりを伺うと、まず出てきたのが「食品添加物を使わないこと」。決して化学調味料そのものを否定しているわけではありません。ただ、できるだけ素材そのものが持つ味を大切にしたい。その味を引き出すためにスパイスを使う、という考えです。カレーやカレー以外のメニューにおいても、スパイスや出汁、食材の相性にこだわり、その時々の旬の食材を取り入れています。気候変動によって以前とは旬の時期や食材の状態も変わってきているため、市場で実際に食材を見ながら、そのときに美味しい佐賀の食材を選ぶそうです。
 
メニューは月替わり。スパイスカレーが中心になることが多いですが、ときにはスパイスをそれほど使っていない料理や、麺類が登場することもあるようです。メニューづくりの根底にあるのは「お客様にワクワクしてほしい」「とにかく喜んでいただきたい」という思い。メインから副菜を考えることもあれば、副菜からメインを考えることも。旬の食材や常連客の声をヒントにしながら、いろいろな食材との組み合わせに挑戦されています。ご自身を「スパイスカレーの料理人」と限定するのではなく、「素材料理人」と考えているという言葉も印象的でした。
 
試作はあまりせず、細かなレシピも残さないそうです。出来上がった料理に対するお客さんの反応を見ながら、良いところも、そうでないところも次の料理へ生かしていく。だから、まったく同じ料理はほとんどありません。メニューの名前が同じでも、使う食材やスパイス、内容はその時々で変わります。固定観念にとらわれず、「なければ、そのときあるものでつくる」。季節の食材と向き合いながら生まれる一皿は、まさにその日、その場所だからこそ味わえる料理です。
 
間借り営業は、しばらく続けられる予定とのこと。次に訪れたときには、また違った一皿に出会えるかもしれません。それも、このお店を訪れる楽しみの一つです。
 
[INFORMATION]
MA-CURRY-STAND 
●インスタグラム @ma.curry.stand
(間借り先)CRAFT MEAT 福一
●佐賀市唐人1丁目2-6丸福精肉店2F
●営業日・時間/金、土曜11:30~14:00(OS)
●駐車場/なし
 

 

 

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市民ライタープロフィール

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氏名:増本 恵

インテリアコーディネーター

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