街なかかわらばん佐賀

泊まらなくても“いつも”楽しいゲストハウス【佐賀インターナショナルゲストハウス HAGAKURE】

2018年7月14日


店長の高瀬さん(左)とサンドリーヌさん(右)

店長の高瀬さん(左)とサンドリーヌさん(右)

土鍋で炊く佐賀県産の白ご飯は特におすすめです

土鍋で炊く佐賀県産の白ご飯は特におすすめです

佐賀駅北口から西へ徒歩5分のところに、ゲストハウスHagakureはあります。2017年春にオープンして以来、韓国や中国をはじめ、国内外から数多くの観光客が宿泊する佐賀市で唯一のゲストハウスです。
 
ここは、もともと飲食店だった空き家がリノベーションされた建物で、内装に名尾和紙をあしらった部屋や、佐賀出身の画家であるミヤザキケンスケさんと地元のボランティアさんが手がけた壁画があるのも特徴の一つ。 1階スペースは宿泊客でなくても気軽に利用でき、夜はバーに変身。県産の日本酒を飲みながら、ゲストと佐賀の地元民が交流し毎晩賑わいを見せます。他にも不定期にギターライブや薬膳カレーを食べる会、イングリッシュカフェトークやインストラクターを招いた日本茶講座などがあることも。また“フランス語を話す会”は、6月までフランスからのインターンシップで滞在していたサンドリーヌさんにより開催されていました。彼女は滞在中、ゲストハウスの運営を手伝っていたそう。このように、ここは国際交流したい日本人学生や佐賀に住む外国人留学生をはじめとして、様々なコミュニティが集まり続けている場所なんです。
 
またHagakureでは、毎月第3日曜に開かれる朝食会もひそかに人気を集めています。その名も「ナツオニール」。主催者である平石夏子さんの名前の一部と、ご本人が好きなスピッツの曲名をかけて名付けたそう。実は最近市内の飲食店では、毎月第4日曜のモーニングが定番になりつつあります。以前はハシゴしてまで来てくれるファンがいたそうですが、ゆっくり食材を味わってもらいたいと、週をずらしたとのこと。そして肝心のメニューは、ごはん、みそ汁、漬物、おかず、お茶。毎月テーマにする地域を決め、そこで作られた食材を中心に使います。これまでは武雄、白石、諸富など、各地の直売所や知り合いの農家から食材を仕入れ、平石さんの手で素敵な朝食に仕上げられます。中でも8〜11時の間に4回も炊くという土鍋ごはんは絶品。できたてほやほやの県産ご飯はやみつきになること間違いなしです! メニュー表には、食材の産地やお店の紹介などが書かれており、作った人の顔が見えると、なんだか食材に感謝して食べたい気持ちになります。やはり地元産は安心できるし、佐賀はこんなに豊かな土地なんだと実感できます。
 
平石さんは言います。「家族連れや大学生、女性の一人客など客層は様々。気になっていてもなかなか来る勇気がないという声もあるけれど、相席をすれば自然と会話が弾むアットホームな空間だから、気軽に来て欲しい」。
 
7月はお休みのため、次回は8/19(日)に開催するそうです。
 
[INFORMATION]
佐賀インターナショナルゲストハウスHAGAKURE
☎0952-97-7384
●佐賀市神野東2丁目4-12
●HP http://www.saga-hagakure.com/
※朝食会は500円/一食(子供無料)、限定20食、ご飯とおかずのおかわり自由。

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市民ライタープロフィール

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氏名:百武 凛那

Uターン3年目

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