街なかかわらばん佐賀

『カフェ ブラッサンス×さが街なか図書館』

2019年9月13日


著者:エリック・サティ/翻訳:藤富 保男/出版社:思潮社

著者:エリック・サティ/翻訳:藤富 保男/出版社:思潮社

店奥には大きな本棚があります

店奥には大きな本棚があります

「そば粉のガレット」が有名です

「そば粉のガレット」が有名です

本をきっかけに魅力的な出会いをゲットする。今回は『さが街なか図書館』という取り組みの体験レポートを、BOOKレビューも交えて紹介しています。これは街なかに多くのミニ図書館を作る企画で、参加各店の本棚のテーマや蔵書をお店の方々が設定されています。「あのお店に行けば興味のある本や情報が得られる!」、「あの店主に会いにまたお店まで!」など、本の内容をネタにお店の方と話し仲良くなると次も行きやすいですよね!本をきっかけに少しでも街と接点を持つ人が増えたらなあって思います。
 
 

●本を借りた人・・・茶圓 彩さん
●本棚の場所・・・・カフェ ブラッサンス
●本棚のテーマ・・・「フランス」
 

『エリック・サティ詩集』
(著者:エリック・サティ/翻訳:藤富 保男/出版社:思潮社)
 

エリック・サティと言えば、CM等で聞き覚えのある「ジムノペディ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。あの甘美でゆったりとした音楽から、彼のことを柔和な人と決めつけていた私は、この詩集を読んで彼の歪んだサーカスティック?な性格を発見。でも考えてみれば、名曲「グノシェンヌ」のあの奇妙でゾクゾクする音楽を聴けば、特筆することでもないのかも。ちなみにこの本は「詩集」と書かれていますが、エリック・サティの楽譜に書かれた文章を訳者である藤富保男氏の主観によって配置したものです。楽譜も添えられていて、詩と音楽の親和性についニコニコしてしまいます。「サティも意外と人間としての振れ幅があるのかな」と思いながら、彼が生きた時代に思いを馳せる・・・。その時代を生きていないのに共感できる部分があるように感じます。芸術の素晴らしいこと。その1つは、人や過去と繋がれること、そしてそれによって自分を再発見することなのかもしれません。【茶圓 彩】

 
 

【街としょを体験してみて・・・・】
●体験者:茶圓 彩さん
 

芸術、音楽、文化の香りが漂う 集いの場
 

「暗がりの階段を抜けると、カフェ ブラッサンスであった」。なーんて(笑)。川端康成の『雪国』の文章をもじってしまうぐらい、このお店は階段との明暗対比によって私を別世界に運んでくれます。ここは、そもそもオーナー園田さんが大学時代にフランス文学を専攻していたことやカフェへの興味をきっかけとして、7年前にオープンしました。ドアを開いてすぐ左隣に本があり、店奥の棚にもそれ以上の本がずらり。フランス関連だけでなく、芸術の本も多く取り揃えられています。「ここが様々な分野の人々が集まって何かを生み出す場になれば」と語る園田さん。これからの秋の季節にコーヒー片手に本を読んだり、誰かと語らう場としておすすめです!
 

[INFORMATION]
カフェ ブラッサンス 
☎0952-97-9378
●佐賀市呉服元町2-24
●営業時間/11:30~18:00
●定休日/水・日曜、祝日
●駐車場/なし
※読書会(月1回、第3or4火曜)、書道の会、話し方講座(2クラス)(第2・4火曜と木曜)等も開催

▲ ドア越しに眺める店内。素敵!
 
さが街なか図書館の詳しい情報は以下のURLより!
https://www.facebook.com/sagamachinakatoshokan/

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記者プロフィール

茶圓 彩

氏名:茶圓 彩

服とヨーロッパ好きな女子ライターです!

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